5950kHz Voice of Tigray Revolution, エチオピアから

サンシュユ

今日からもう四月になり、時が過ぎるのが早い。しかし残念ながら雨模様、そして寒い。
相模原最低最高気温3.1/6.6℃。

相模原橋本アリオモールの植栽です。3月18日撮影。去年も撮りましたが、いつもわからなくなります。サンシュユ(山茱萸)と思います。別名の一つにヤマグミとあるように、果実の形状、今年こそ見届けたい。

49mBの早朝も聞いてみようと、帯域録音してみました。本日は今朝のその中からピックアップしてみました。
録音: Perseus + SRC Console V2 + ALA-1530
再生: SDRuno Rel1.11


受信音 Voice of Tigray Revolution

・周波数 5950kHz
・放送局 Voice of Tigray Revolution
・言語 Tigrinya
・送信  Addis Ababa-Gedja
・距離 10,366km 程度
・出力 100kW
・録音 2017年4月1日03:06~

ずぼらウォッチですが、この録音ウォッチは起きられない者にとってありがたい。隣の5945kHzのCNR1が、03:05にS/Offすると結構良く浮かんできました。サイド被って聞き取りにくかったのですがこれ以降明瞭になりました。
録音39と,56秒付近以降にこのように聞こえるが、空耳アワーか?
… Tigray

これはIDなのか、番組名か。また録音最後の方、 Addis Ababa とも聞こえるような..
周波数と時間からもまずこことは思うのですが。

下記が局のサイト。
http://dimtsiwoyane.com
このサイトの文字は何だ、アラビア文字にも似ているが。アラビア文字とはまた違った文字。下記解説は見つけました。
http://www.chikyukotobamura.org/muse/wr_africa_3.html

この放送、Tigrinya語という事らしい。エチオピアでは7%にも満たない人達が使用する言語とのこと。それでもこの言語の放送局ということは何か重要視してるのでしょう。隣の分離独立したエリトリアでも使用されている言語とのこと。エリトリアとの利害関係も影響しているとも推察されます。国営の国内向けのようですが、Revolution という命名が気になります。エチオピアのマスメディア環境は、厳しいものがあるようです。識字率も低く、開発途上国のような国には、ラジオは重要なメディアであることは間違いありません。この地方の情勢など理解していない者の憶測でしかありませんので、悪しからず。

それは別として音楽楽しめます。録音の以降にも何曲も流れていました。これらの曲を解析しようとしましたができませんでした。おそらく市販されていない、又は極僅かの流通だけなのでしょう。

5950kHz Voice of Tigray Revolution, エチオピアから” に対して2件のコメントがあります。

  1. Horn of Africa より:

    Nice catch!
    ティグライのラジオ放送はIDが殆ど出ません。番組の途中でごく稀にDimtsi Woyane(Voice of Tigray)という単語がアナウンスされますが、早口で聞き取ることはなかなか難しいです。
    39秒のところは番組名をアナウンスしていますが、ちょっと聞き取れません。
    このラジオ局、なぜか英語ではVoice of Tygray REVOLUTIONと呼ばれていますが、ティグライ語ではVoice of Tigrayとアナウンスしていて、「革命」という単語は入っていません。
    2022年中はティグライ情勢が緊迫して、ラジオ局があるMekelleは壊滅状態でしたので、ラジオ放送は止まっていました。2023年に入ってティグライ和平調停が成立したのち、Mekelleの基本インフラが少しずつ戻り始めている中、中波1359kHzだけが復活しています。アジスからの短波はまだ止まっているようです。
    Good DXing.

  2. asadesu より:

    コメントありがとうごいます。
    また情報ありがとうごいます。

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